図書館利用フローチャート

みなさんこんにちは!LA4年の及川です。


私は4年間LAの活動に参加し、様々な経験を重ねてきました。
そこで今回は、チャートを利用しおすすめの利用法についてご案内したいと思います!

 

f:id:iwatepu_library:20210119145700p:plain

図書館利用フローチャート

 

タイプ別おすすめ利用法

タイプA

利用頻度や使用目的の専門性が高く、図書館を有効に活用できています!
そんなタイプAの方にはさらに専門的な方法として、2階の閉架図書利用をお勧めします。
取り扱いがある雑誌のバックナンバーや海外の書籍などを閲覧することができます。
利用するには、カウンターへの申請が必要ですので、学生証を持ってスタッフにお声がけください!

 

タイプB 

図書館を見てまわることが好き!なタイプBの方におすすめの動線として、3階開架のLAの企画展示と新着図書コーナーをご紹介します!
入口を入ってまっすぐ進むとそのコーナーがあり、その展示を見ることができます。
LAのおすすめする本から最新図書までそろっています。
特におすすめ度が高い図書をぜひ閲覧&借りてみてください!

 

タイプC

図書館内で作業する習慣がある方には、私のおすすめの勉強スペースをご紹介します!
それが、4階開架にある吹き抜け部分を囲むように設置されている机です。
私自身図書館で勉強・作業するときは必ずその席で取り組んでいます。
机が広くライトもあり、3階を見渡すことができてとても快適な環境だと思います。
席に限りがあるので、空いている場合はぜひ利用してみてください!

 

タイプD 

図書館ビギナーなタイプDの方には基本的は利用法についてご紹介します。
図書館の利用方法についての質問・対応は、カウンターにいるスタッフもしくはLAにお聞きください!
こんな本を探しているのですが...という質問も大歓迎!
また、カウンターの隣には蔵書を調べられるOPACもあります。そちらもぜひ利用してみてください。

 

タイプE
4階にある語学自習室はご存じでしょうか?
ここには、本学の授業で学べる外国語のDVDなどがあり、外国語の学習を効率的に行うことができます。
室内にも学習スペースがあり、外国語の勉強をすることができます。
テスト前の集中的な勉強の一助になること間違いなし!ぜひ利用してみてください。

 

タイプF

LAは図書館から飛び出し、学内でイベント企画を行っています。
先生たちによるセミナーなど様々な催しがあります。
図書館に関する活動に館外で参加することができる貴重な機会です!ぜひ参加してみてください。

 

いががだったでしょうか?もちろん全ての利用法がおすすめですので、様々な方法で図書館を有効活用してください!
ご一読ありがとうございました!

LAおすすめの一冊「植物図鑑」

こんにちは! 
LA2年のカーリーです。
厳しい寒さが続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今回は冬だからこそ、あたたかくなったらどこに行こうかな?と春が楽しみになってくる一冊をご紹介したいと思います。

「植物図鑑」 有川浩 (角川書店)

主人公(さやか)は、ある日道端で倒れていた男(イツキ)を拾ったことから彼との不思議な同居生活が始まり…!?

春の植物たちと織りなす男女の恋愛小説。2人の想いがすれ違う切ないシーンも…!まるで少女漫画を読んでいるような気分になります。

「雑草という名の草はない。すべての草には名前がある。」
本の中では多くの春にみられる植物が登場し、写真を眺めながら読むことで想像を掻き立てられます。またそれらの植物を使ったレシピが載っており、実際に作ってみたくなったし、道端で見つけてみたくなりました。まだまだ寒い時期が続きますが、なんだか春が待ち遠しくなる一冊です。ぜひ手にとってみて下さい♪

 

企画展示「学生選書企画」の本の紹介

こんにちは。LA2年の齊藤です。

 

正月休みも過ぎ、そろそろ授業も終盤に差し掛かり始めていることかと思います。
そして、テストを終えると春季休業期間という、とても長い休みに突入します。

 

そこで今回は、長い時間ならではの厚みがある本を「学生選書企画」展示の中から何冊か紹介させていただきたいと思います。

 
一冊目は、 谷崎 潤一郎著 「細雪」(上、中、下)(新潮社)

f:id:iwatepu_library:20210113160650j:plain

この本を読んだことはないけれど題名は知っている! という方もいるのではないでしょうか。
この作品はこれまでに、映画、テレビドラマ、舞台、漫画化もされており、昭和の大阪を舞台に、戦前の文化や風習、時代のあり方が鶴子、幸子、雪子、妙子の四姉妹の生き様を通して見ることができます。
上中下とあるようにとても長い作品ですが、不思議と飽きは来ず、いつの間にかすべて読み終えてしまいます。

また、図書館では「谷崎潤一郎集」として何作品も集まった本も所蔵していますので、気になった方はこちらもぜひどうぞ!


二冊目は、 小野 不由美著 「ゴーストハント」(メディアファクトリー

f:id:iwatepu_library:20210113160633j:plain


この本は去年から文庫化され始めていますが、図書館では単行本を所蔵しています。
主人公たちが、旧校舎が半壊のまま放置されている原因とされる多数の心霊現象を科学的に調査していきます。
ホラー小説ですが、個性豊かなキャラクターの魅力やミステリーな面もあり、怖い話が苦手な方でも読みやすい作品です。
巻を追うごとにつれ怖さが増していき、どこか不気味でぞわっとする描写も出てきますが、背景にある物悲しい存在や、散りばめられた伏線もあり最後まで楽しめます。

この作者のより不気味なホラー小説を読みたい方は「残穢」という作品もオススメです!


三冊目は、くられ著 「アリエナクナイ科学ノ教科書 ~空想設定を読み解く31講~」(ソシム)

f:id:iwatepu_library:20210113160700j:plain

この作品では、漫画やゲームで登場するモンスターや技術という、現実にはないフィクションにおける事象や現象、存在を科学という視点で探っていきます。こう説明されるととても難しい内容の様に感じますが、例えば

「人体の限界」では、アクション映画ではおなじみの爆発の中から飛び出したり、やられてドバっと血が溢れ出したりするシーンがありますが、実際には人間の身体でどこまで耐えられるのか!

「アンドロイドとサイボーグの今」では、現在の技術ではどこまで再現が可能なのか!

など、もしかしたら一度は夢見たことがあるかもしれない数多くの存在への考察があり、とてもロマンのある面白い作品となっています。


これらの本は、他にも多くの本が紹介文と共に、図書館3階の企画コーナーにて展示されています。

もしお時間がおありでしたら、ぜひ一度手にとって頂けたら嬉しいです。

 

「学生選書企画」で紹介している本のリストは、図書館のブクログから確認できます。貸出中の場合は予約ができます!

booklog.jp

 

LAおすすめの一冊「 居るのはつらいよ : ケアとセラピーについての覚書」

こんにちは!LA3年の森安です。

 

昨日の朝3時のおやつを買いに行こうとしたら、雪だあああ、雪の流星群だあ!!とテンションが上がりましたが、みなさんは雪、お好きですか?

 

雪だるまを作る前に、今日はLA企画展示「居場所」から、おすすめの一冊を紹介します。

 

みなさんはどこかで「何かに悩んでいる人や迷っている人と話すときには、自分の意見なんかは言わなくて良い。ただ頷いてずっと聞いてあげるだけで良いの」というようなことを聞いたことはありませんか?

 

確かに、自分が悩んでいるときにだれかが「うん。うん」って聞いてくれるだけで楽な気持ちになることはありますよね。迷っていることの答えはたいてい自分の中にある、というようなこともよく聞きます。

 

自分自身の気持ちを整理するには、自分以外の誰かがそこに「居る」だけで綺麗サッパリと整頓できる、みたいですね。

 

しかし、なにか問題を抱えている人と関わるとき、本当に「居る」だけで良いのでしょうか。
そこで今回紹介するのはこちらの本です!

 

東畑開人著『居るのはつらいよ:ケアとセラピーについての覚書』(医学書院)

 

本書は、著者の精神科クリニックでの勤務経験をもとに、「居る」だけの意味や苦悩など、ユーモアあふれる文章で描かれます。専門用語は使われていない(ある場合には文章中に説明してくれています)ので、専門知識がない人でも十分に楽しめる物語です。


手にとってもらえるとうれしいです。
寒くなってきましたが、冬休みまであと少し、無理せず張り切っていきましょう!

それではまた!

f:id:iwatepu_library:20201215101032p:plain

 

LAおすすめの一冊「ディズニー おもてなしの神様が教えてくれたこと」

こんにちは。LA1年の似内です。

 

もう少しで冬休みになりますね!みなさんはコロナ禍が収まったらどこに行きたいですか?「ディズニーに行きたい!!」という方にお勧めの一冊があります。

 

鎌田洋著「ディズニー おもてなしの神様が教えてくれたこと」(SBクリエイティブ)

f:id:iwatepu_library:20201214094339p:plain

この本はディズニーのテーマパークやゲストに焦点を当てたお話…ではなく、ディズニー内で働くキャストに焦点を当てたお話です!

 

『サービス』と『おもてなし』の違いって何だと思いますか?

私は考えたことがありませんでした。ディズニーは文字通り「表も裏もない気持ちで、見返りを求めない気配り」をしてくれます!

 

ディズニーランドはリピーター率9割以上を誇り、テーマパークとしてはおそらく日本一顧客満足度が高いです。それにはキャストによるゲストへの、『おもてなしの精神』が関わっているのかもしれませんね。

 

キャストの視点から見たディズニーのお話を読んで、ほっこりしましたし、私もちょっとディズニーで働きたくなっちゃいました。

 

メディアセンター3階企画コーナー(多目的)では、1月末まで【学生選書企画】を行っています!この本もその中の一冊です。

 

このシリーズは、この本の他にも図書館内に「キズナの神様」「ハピネスの神様」「サービスの神様」の3冊があります!「キズナの神様」と「ハピネスの神様」は、【学生選書企画】のコーナーに置いてあります。ぜひ読んでみてください。

f:id:iwatepu_library:20201214094419j:plain

 

LAミニ企画展示「ハートフルストーリー」を実施しています

こんにちは!LAの立野です!

ただ今、LAミニ企画展示を行っております。

12月のテーマのひとつは、ハートフルストーリーです!

テーマの通り、心が温まる感動する本を集めました。


寒いこの時期に心温まる物語を読んで、温まりませんか?

f:id:iwatepu_library:20201211105837p:plain

12月のLAミニ企画展示は「ハートフルストーリー」と「あにまる」!

LAおすすめの一冊「MOMENT」

こんにちは!LA3年のモモモモです。

気温もマイナスになり始め、すっかり冬ですね。寒いです。

さて、みなさんは、現在図書館に入ってすぐの所に実施されているLA企画展示「映画の原作集」「居場所」はもうご覧になりましたか?

 今日はその中から1冊、個人的おすすめの小説を紹介します。


本多孝好著 『MOMENT』(集英社文庫)

 

この本は、病院で雑用アルバイトをする大学生が主人公の物語です。諸事情により、彼は末期患者の「願い」を叶えるお手伝いをします。

 

人は自分の死を前にしてなにを望むのか、そうした人たちとの会話で主人公は何を感じるのか。

いろいろなことを考えさせられます。

少し話が逸れるかもしれませんが、自分や他人の「死」と「生きること」について
死生観を真剣に考え始めることが大人への第一歩だ、というような言葉を思い出しました。(どこで聞いたかは覚えていません・・・。)

 

難しい言葉が並ぶ参考書やよくわからない論文を読まなくても、小説を読むことからも、死生観について考えるきっかけはあると思います。

 

『MOMENT』は主人公が大学生ということもあり、読みやすい物語だと思います。

 ちなみに、この作品は3部作となっており、『WILL』『MEMORY』と続きます。
これらの2冊も図書館に所蔵されています。

ぜひぜひ手に取ってみてください!

それではまた!

f:id:iwatepu_library:20201124164649p:plain